私の義父はアル中一歩手前でした。そのため、妻はお酒をたくさん呑む男性を恐れています。

妻が子供のころ、義父は常に酔っぱらっており、暴言、暴力をふるったとのこと。
義母には「早くお父さんと別れて」と伝えたようですが、結局踏ん切りがつかずに今も一緒に住んでいます。

義理の父は非常に賢い方で、ソ連邦時代公職についていたこともありました。崩壊後はエンジニアとしても活躍。大学で教鞭をとるなど、仕事つながりの人たちからは、「彼はとても紳士だ。あんなにいい人はいない」とほめそやされておりました。

仕事が終わったらすぐに酒場へ。

家に帰る頃は泥酔しており、酒乱状態。


というわけで、妻は私が酒を飲むのを好みません。もともと私は飲める方でもなく、酒をうまいと思ったことがないので、妻の話を聞いて自ら進んで禁酒することにしました。付き合いで飲むときはありますが、ビールたのんで口をつけるだけで終わりです。

妻は酒気がとにかく嫌いです。
酔っぱらった人間は信用できないという意識があります。

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妻のことはさておき、彼女のロシア系の友人知人、イギリスやらスイスやらの知人女性も酒をたくさん飲む男性を好んでいません。

・酔態を晒すのは恥
・酒の席で言ったことは本音である。酔った勢いで悪態をついたり、人の悪口を言ったのはすべて本音と受け取る。
※日本のように「酔った席でのこと」などは全く通じません。
・酒好きで前後不覚になるような人間はそもそも信用に値しない



確かに、ロシアなどでは男性がウオッカにはまり家庭内暴力を振るうケースが多いです。だから嫌うんですね。日本に来て日本人と結婚したのに、毎晩晩酌を飲む日本人の姿を見て、こんなに酒好きなんて…と失望するそうです。

ただ、日本暮らしが長い外国人は理解してくれる部分もあります。
晩酌を飲むけれど、暴れたり暴言を吐いたりする人は、ロシアや東欧諸国と比べて格段に少ない。アルコール度数も低い。楽しく酔っぱらう人の方が圧倒的多数。

ロシアや東欧では「毎晩呑む=アルコール中毒」と思われ、警戒されるそうです。


彼女たちと付き合う際は酒はほどほどに嗜みたいものです。
良いきっかけとなるので、禁酒あるいは酒量を思いきり減らすとよいかもしれません。お酒代も浮きますし、浮いたお金を他のことに回すのが良いですね!